絵が上手くなる方法について考えてみました。
絵を描き続けていくと、基本的には多くの方が画力や経験が上がっていきます。
ポイントは次の2点になると思います。
・継続できない
・自分の想像する絵に近づいていかない
継続するためには、自分の興味にそって創作することがおすすめです。
たくさん描いているのに「あまりうまくなってない」と感じる場合は、アプローチの方法を変えてみるのもおすすめです。講師など相談できる場合は、相談してみるのも良いと思います。
技術はゆっくりと上達するものもあるので、半年や1年程度様子をみるというのも方法としてありえます。
どういう部分がうまくいかなくて、どの部分はうまくいったのか、自分の描いた絵をじっくりながめることも良いことだと思います。
絵を継続して描けない
絵を描き続けるということは、簡単なようでなかなか難しいものだったりします。
紙と鉛筆をもって実際に描こうと思っても、何を描けばいいかわからなくて手がとまってしまう。
毎日描くぞ!と頑張って描いたものの、
気が付ば「1年くらい描いていないなあ」の状態になっている。
この場合もあるんじゃないでしょうか。
どちらも、よくあることで別に本人に原因があるのではないのではないかな、と私は感じます。
作家の仕事をしていると、ムラはありますが年間を通じて多くの時間を創作に関する時間に費やしています。その時間は月に160時間程です(1日8時間で20日を想定しました)
実際にもっと多い人もいるかもしれませんが、基本的にこのくらいは創作に関する活動をしています。
当然、すべての時間に絵を描いているわけではなく、関連する様々な仕事をしています。
月に2回2時間絵を描いた場合、月4時間の創作をするとします。
年間で比較すると、1920時間と48時間くらいの差が生まれます。
この話を聞いたときにどう感じるかがポイントです。
決して「努力がたりねーぞ」という話ではありません。
例えば、私ならこのように感じます。
・月に4時間描くというのは実は結構難しいこと(できてたら普通に結構すごい)
・短い時間でも良い作品は生まれてくることがあること(作品は時間に比例しなかったりもする)
・圧倒的な時間を切り抜けるコツはないのか
マラソンの選手は一日10キロ走るのは当たり前かもしれませんが、
普通に「月に2回1キロ走ってます」という人も単純にすごいですね。月に4時間って実はすごいことだと思います。
話がそれましたが、
一つ継続方法があるとたら、興味に応じた創作(やってみたいをする)かなと思います。創作を楽しみながら行うことで、気が付けば年間通じて創作に関することを考えたり手を動かしている時間が多くなった。
そのくらいの方が長続きしますし、楽しむ部分が表現としても大切だということは作家活動をされている方にも共感してくださる方もいるのではないでしょうか。
私の教室では、普段のお仕事に支障が無いように配慮しながら、一歩ずつ創作を楽しめるようにできたらと考えています。
上手な絵を描くもう少し具体的な方法についてはこちらに書きました。