デッサンの鉛筆の削り方と種類
デッサンの鉛筆で使用されることが多いのが、
・ステッドラー
・ハイユニ
・ユニ
この3つの鉛筆を使っている方が多いです。
どの鉛筆も画材屋で販売していますが、ホームセンターなどではユニの鉛筆が置いてあります。
違いとしては黒の濃さや、紙に対する鉛筆の粒子のつきかたの違いなどがあります。
はじめはどの鉛筆でもかまいませんので、手に入るものをお使いください。
このステップ講座では、どの鉛筆を使うか迷う場合は、手に入りやすく価格のお手頃なユニで大丈夫かと思います。ある程度描きなれてきたらそれぞれ使ってみて自分の好みに合う鉛筆を探してみてください。
鉛筆の種類は6H、4H、2H、H、F、HB、B、2B、4B、6B
を用意しておけばほとんどのの場合対応できますが、
ステップ講座では2H、H、F、HB、B、2Bの鉛筆があればできるように想定しています。
さらに少ない本数の場合、H,HB,Bをご用意いただき、
2H、H→H
F、HB→HB
B、2B→B
としてご使用ください。
6H、4H、2H、H、F、HB、B、2B、4B、6Bの順番に、
左が鉛筆の芯が硬く紙に鉛筆の粒子が付きにくいため薄く、
右にいくほど鉛筆の芯が柔らかく紙に鉛筆の粒子が付きやすいため濃くなります。
鉛筆のけずり方
描きなれてくると、自分に合った削り方が出で来るかと思いますが、
ぜひ一度試していただきたいのが、鉛筆の芯が1cmその他削れている部分が3cmの
合計4㎝程度の削り方です。
削るのが難しいかもしれませんが、危険なくらいに鉛筆の先をとがらせてみてください。
削り方に答えはないのですが、独学で気づきにくい細い線で描くということを体感してほしいので、
一度はお試しいただきたいです。ポイントは「削る部分の合計が4㎝芯がを尖らせる」です。
このようにカッターで削ります。先がとがって危険なので、人に向けないように注意してください。
描いている間に先がつぶれてきたら、その都度カッターで尖らせます。
削る際は、削る部分の角度に意識してみてください。
細長いどんぐりのような形ではなく、三角定規の30°くらいまっすぐに削ってみてください。
この違いは鉛筆を寝かせて描くとき、紙にあたって描きにくいという問題を解決します。
次回は、鉛筆描く練習です
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